簿記検定

簿記2級を独学一発合格するための勉強方法【アラフィフでもできる!!】

前回、簿記2級を独学で合格するためのテキストや問題集をご紹介しました。

今回は、独学で合格するためにおすすめテキストや問題集を使った

具体的な勉強方法について解説していきます。

ちなみに私は、146回の試験で96点で合格しました。

今からご紹介する勉強方法は、47歳だった私が実行したものなので

この記事を読み、全力で勉強したら誰でも合格できます。

簿記2級を独学で合格するためのおすすめテキストと勉強時間【40歳以上でもできる!!】
日商簿記3級を合格された方おめでとうございます! いよいよ2級にチャレンジですね。 2級は、いままで勉強してきた商業簿記に加えて工業簿記が入ってきます。 独学で勉強する人が一番挫折してしまうのが、この工業簿記。 商業簿記は、普段の生...

”タック出版スッキリわかる”を読む→テキストについている問題集

工業簿記から勉強しよう

簿記2級を勉強し始めるときに、商業簿記と工業簿記のどちらから始めたらいいのかと迷うのではないでしょうか。

おすすめは、工業簿記からです。

理由は、

工業簿記の方が得点源になりやすい
工業簿記を勉強して慣れることが大事

だからです。

最近の出題傾向として、商業簿記は結構ひねった問題が多いので

なかなか得点源になりにくい。

工業簿記の方は、しっかりと勉強しておけば満点も夢ではなく、得点源になりやすいのです。

商業簿記から始めてしまうと、慣れていない工業簿記をおろそかになり

工業簿記の勉強時間が少なくなります。

結果、試験の日までの勉強時間が足りなくなり、合格ラインに到達しないということが起こります。

テキストを読む→問題集を解く

章ごとに分かれているので、テキストを読みます。

そして、後ろについている問題集を解きます。

テキストについている問題集は、難易度は低く理解しやすい問題になっているので

ここでしっかりと理解してくことが大切。

なので、テキストを読んで、問題集を3周しましょう。

過去の問題集をやり込む

過去問を解く【計3回】

”スッキリとける過去+問題集”か”合格するための過去問題集”のどちらかを使って学習します。

初めて過去問を解いた場合は、全く分からないしとっても時間がかかります。

最初から理解することはできないので、

1回目は、心が折れそうになりつつも、答えを見ながら書き写すだけでもOK。

とにかく手を動かします。

「よく分かんないけど、こんなもんか」ぐらいな感じで十分です。

2回目は、答えを全く見ないでやってみます。

分からないところは、テキストを見つつなんとか解いていきます。

2回目は、1回目と比べて少し解けるところも増えているはずです。

なので、解けなかった部分を理解しようとする努力をしながら

今理解できないところはそのままにして前へ進みます。

理由は、独学の場合分からない所を誰にも聞けないので、悩み過ぎで無駄な時間をかけ過ぎないようにするためです。

最初は、分かる問題を中心に解いていきましょう。

工業簿記の過去問を3周したら、一旦工業簿記の勉強はここで終わり。

ここから商業簿記の勉強を始めたいので、テキストに戻ります。

 

工業と商業の過去問を3周ずつした後で、網羅型完全問題集へと移ります。

網羅型完全問題集をやり込む

ここまで来ると、工業簿記も商業簿記もある程度は理解できているのではないでしょうか。

本番でどんな問題が出ても対応できるように”網羅型完全問題集”をやっていきます。

どれだけやり込むかというと、3周は必ずしてください。

”網羅型”は過去問と比べて難易度が上がります。

なので、ここで「できない」とか「解けない」と

絶望感を味わいます。

でも安心してください。

ここを乗り越えたらレベルが上がります。

難易度の高い”網羅型”が理解できるようになると、

成長している自分に気づく瞬間が必ず来るはずです。

過去問へ戻る

”網羅型”を一通り解いたあとで、過去問へ戻ります。

すると、今まで難しいと感じていた過去問が簡単に感じます。

過去問を解いて、分からない部分を理解するために

もう一度テキストを見たりDVDを見たりします。

工業簿記の場合は特に、普段の生活となじみのないものばかりなので理解するのに時間がかかります。

テキストやDVDを見てインプットをし、問題集を解いていくアウトプットを繰り返します。

ここで、気を付けてほしいのがインプットに時間をかけ過ぎないことです。

理解できていない所を時々テキストやDVDに戻ってインプットするのはいいのですが、

記憶を定着させることと

理解させるにはアウトプットが重要です。

アウトプットをガンガンやっていきましょう。

”あてるTAC直前予想”を解いていく

試験日の2カ月ぐらい前から”あてる”も解いていきます。

”過去問”→”網羅型”→”あてる”と解いていきます。

試験の1カ月前までこの繰り返しです。

過去問に戻ると、理解できていないところや苦手なところが浮き彫りになるはずです。

勉強期間の前半は、分かる所を中心に解いていくのですが

後半は、分からない所を中心に解いていきます。

試験日1カ月前にすること【重要】

簿記検定試験を受ける時期で一番重要な期間でもあるし、勝負のときです。

ここの時期をどう過ごすかで合否が決まります。

もし、この時点で合格点に達していない場合でも大丈夫。

ここからこの1カ月間を効率的に勉強することで、急成長できます。

①”過去問”、”網羅型”、”あてる”を試験形式(2時間)で1回解いてみる。

②すごく得意な問題、

試験当日この問題がでたら心の中で

「やったー」と思えるもの、

はこの時点で排除。

つまりやらないということです。

なぜやらないのかというと、この時点でできない問題が多く、全ての問題をいちいち解いていくと

試験当日に間に合いません。

なので、得意な問題はやらないで、不得意な問題だけを解いていきます。

※とりあえず、4回分の解答用紙を準備しておいてください(何回もやるため)

③不得意な問題を得意な問題だと思えるように何回も解く。

不得意だった問題も何回もやれば、得意な問題に変わっていきます。

自分を信じて何回もやっていきましょう。

④不得意な問題から得意な問題になったものは、排除していきます。

すると、試験が近づくにつれて苦手な問題がどんどん減っていきます。

見た目的に、苦手問題が減っていると分かると精神的にも楽になるし

成長している実感も感じられます。

最後に

独学は、誰にも相談できないし、誰も褒めてもくれなくてとても孤独です。

でも、しっかりと勉強すれば誰でも合格することは可能です。

まだ、細かいところをお伝えできていないので、少しずつ書いていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました